| 社員の喫煙は、以下の4つの要素において競争力を弱めることになります。
■お客様の満足度
たばこを吸わないお客様にとって、たばこをすう人のたばこのにおいは、結構気になるものです。お客様の側でにここちよいサービスを提供すためには、私たちはたばこを吸うべきではないと考えます。
■作業効率
喫煙者は血液中のニコチン含有量の減少により集中力を維持することができなくなります。
管理職がスタッフの集中力を維持させるため、勤務時間中に喫煙をさせる対応を行っているケースがありますが、これはスタッフ本人の能力の問題ではなく、中毒症状という病理的な原因によるものであり、結果的に社員の潜在能力を低下させて
います。
■施設効率
健康増進法の施行により、企業内の職場では分煙環境が必要になってきております。しかし、リゾート事業においては、少しでもスペースがあるなら、社員の喫煙場所に投資するよりもお客様へのサービスに当てるべきです。
■職場環境
喫煙習慣のある社員には喫煙のための場所が設置され、より頻繁に休憩が認められるということは、喫煙習慣のない社員から見ると不公平に感じる問題です。
「なぜニコチン中毒の社員だけを企業は優遇するのか」とアルコール中毒の社員が主張したら、従業員食堂の横に社員用のバーを設置するのでしょうか。ニコチンが切れて集中できないという状況は、アルコールが切れて手が震えるという状況と差はないと考えます。
全員が喫煙習慣のない社員で構成するA社と、全員が喫煙習慣のある社員で構成するB社が競争すると、B社は最初から不利な環境に置かれます。人口が減少に転じ、本格的な淘汰の時代に突入し、企業が厳しい競争環境にさらされている時に、わざわざ最初から不利な環境を受け入れるべきではなく、星野リゾートはA社を目指すことで自らを防衛する必要があります。星野リゾートは、お客様にご満足いただき、効率的な運営をすることで競争力を身につけようとしている発展途中の組織です。その構成員となる皆さんには、私たちの組織がより有利に戦えるようご協力いただきたいと思っております。
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